一般社団法人Unicul Laboratoryは、8月26日(木)に、福岡県中間市立中間東中学校にて、GIGA端末で中学生と大学生・社会人を繋ぐキャリア教育の授業を行います。
国内外の大学生・社会人がゲストスピーカーとなり、ビデオ会議システム(zoom)を活用し、教室の中学生に向けて、進路や人生の様々な「選択」についてお話します。中学生は1人1台のiPadにて質問や感想を送信し、大学生・社会人がリアルタイムに回答するなど、GIGA端末を活用して双方向性を高めた授業を行います。中学2年生3クラス92名を対象として実施します。
新型コロナウィルス感染症の影響により、オープンキャンパスや進路に関するイベント・授業等が中止になるなど、進路選択を控える中学生・高校生にとって、将来を考えるための情報を得る機会が少なくなっています。
このような状況下で、Unicul Laboratoryでは、従来対面で提供してきたキャリア教育プログラムをオンラインでも提供できるように整備し、昨年4月より全国の学校等で実践を重ねてきました。
福岡県中間市では、昨年5月に、市立中間南中学校にて中学3年生を対象に初めてオンラインの授業を行いました。
教室の中学生と全国の大学生・社会人のメンバーをzoomのビデオ会議で繋ぎ、大学生・社会人が自身の進路選択の経験や中学生に対するメッセージを伝え、その後質疑応答を行いました。
中学生の皆さんにとってこれが初めて経験するオンライン授業でしたが、アンケートでは、「進路選択の役に立った」という回答が100%、「今後もこのような授業を受けたい」という回答が99%と、大変好評でした。
※参考:【開催報告】福岡県中間市立中間南中学校にてオンラインで進路の授業を行いました
(中間南中学校でのオンライン授業の様子)
今年は、市立中間東中学校にて、8月26日(木)に中学2年生3クラス92名を対象として、同じくzoomを活用した授業を行います。
「人生ソウゾウ会議!」と題して、大学生・社会人のメンバーが進路や人生の様々な「選択」の経験談や中学生へのメッセージをお話し、その後、パネルディスカッションを行います。
授業の目的は、ゲストスピーカーの話を聞き、人生における選択には人それぞれの理由や価値観があることに気付くこと、質問を通じて自分の価値観と照らし合わせ、将来のイメージを膨らませてもらうことです。
今年は、中学生に1人1台のiPadにて質問や感想を送信してもらい、大学生・社会人がリアルタイムに回答するなど、GIGA端末を活用してさらに双方向性を高めた授業を行います。さらに、オンラインならではの試みとして、ゲストスピーカーとして海外で働く会社員のメンバーも参加し、中学生に海を越えてメッセージを届けます。
感染リスクを抑えながら、中学生の皆さんが最大限に学びを深められるよう、準備を進めております。
中学生の皆さんと当日オンラインで交流できることを、メンバー一同心より楽しみにしております。
Unicul Laboratoryでは、オンラインでのキャリア教育プログラムの開発・実践を進めており、今後もこれらのプログラムをより多くの学校現場に届けられればと考えております。
2020年度は、北海道から九州まで全国の学校・地域の現場において、計20回、オンラインのワークショップを提供させていただきました。全国の学校・地域などの教育関係者の皆さま、ご関心をお持ちの折には、ぜひお気軽にお問い合わせください。
■運営団体 一般社団法人Unicul Laboratory(ユニカル・ラボラトリー)について
「若い世代に、未来を描き、切り拓くチカラを。」をミッションに、大学生と若手社会人が協働し、中学生・高校生向けのキャリア教育に関する活動を行う非営利団体です。2012年に東京大学の学生有志が中心となって立ち上げ、首都圏の高校の授業や福島県会津若松市、長野県箕輪町等にてワークショップ形式のプログラムを企画・運営してきました。
2020年5月からは、新型コロナウィルスの感染拡大・学校の休校を受け、オンラインで全国の中学生・高校生に「将来の描き方を伝える場」を届けてきました。現在は全国の大学生・社会人ボランティアメンバー約40名を中心に活動しています。
団体ホームページ:https://unicul-lab.net/
E-mail:info@unicul-lab.net
※本件に関するお問い合わせは、お問い合わせ フォームから、または上記メールアドレスまでメールにてご連絡お願いいたします。