2021年10月10日(日)に長野県箕輪町が主催する「伊那谷みらいスクール2021」の第2回ワークショップを開催しました。(第3回は10月31日(日)、第4回は11月14日(日)を予定しております。)
新型コロナウイルスの影響により、第1回はオンラインでの開催でしたが、今回は念願叶って対面で開催することができました。
伊那谷地域の高校生6名に参加していただき、Uniculからは8名のメンバーが運営しました。
企画趣旨・開催の経緯についてはこちらの記事をご覧ください。
なお、コロナ感染症対策のため換気を十分に行い、消毒の徹底及びマスク着用のうえ実施しております。(最後の集合写真撮影時のみ、マスクを外しております。)
当日の様子
今回は「お金の基本知識講座」と「ちぎり絵ワークショップ」を実施しました。
オープニング
まず、伊那谷みらいスクールでの目標の確認と前回の振り返りを行いました。そして、アイスブレイクとして「サイコロトーク」を行い、お題に合わせてグループごとトークを楽しみました。どのグループも盛り上がっており、ワークショップに向けて良い雰囲気をつくることができました。
お金の基本知識講座
伊那谷地域を中心に活躍されているファイナンシャルプランナーの田中真吾さん(※1)を講師に迎え、お話をしていただきました。
※1・・・伊那谷の魅力を発信するサイトの運営もされています。詳しくはこちら
普段、学校では学ぶことのできない家計管理や投資の話などをお聞きすることができました。また、実際に大学生や社会人からお金の使い方について聞く時間もあり、高校生はあまり考えることのないお金の話ですが、少し想像することができたのではないかと思います。
ちぎり絵ワークショップ
ちぎり絵ワークショップでは、木に花を咲かせるまでの作業を通して、高校生に「自分の軸」や「価値観」を見つけてもらいました。
まずは葉っぱづくりです。自分が興味のあるもの、職業などを付箋に書き出していきました。スタッフの力も借りながら、20個を目標に書き出していきました。
次に、枝づくり。書き出したものを関連するものごとにグループ分けしました。グループ分けを終えて枝が完成したら、枝についてグループ内で質問していきました。きっかけを聞いたり、具体的なエピソードを聞いたり、高校生の興味を深掘りしていきました。
最後は、質問をもとに根っこづくり。「自分の軸」や「価値観」を考え、付箋に記入していきました。そして最後は花を咲かせます。今まで考えてきた枝や根っこを参考に、夢を実現した自分の姿を考えました。
高校生は、様々な人の価値観に触れたり、質問を通して自分の価値観を深掘りすることで、将来ありたい姿を考えることができたと思います。今回見つけることのできた価値観を大切に、今後の将来を考えてもらえたらうれしいです。
開催後記
最後になりましたが、今年度の伊那谷みらいスクール開催にあたり多大なご協力をいただいております箕輪町役場の担当者の皆様、ご講演くださった田中さん、参加してくださった高校生の皆さんに心より御礼申し上げます。
あと2回のワークショップも高校生の皆さんが楽しみながら進路を描く方法を身につけられるよう、スタッフ一同取り組んで参ります。
どうもありがとうございました。
(第2回メインファシリテーター 佐野 日菜)