こんにちは。Unicul Laboratory共同代表理事の永野です。
Uniculでは、去る12月3日に今年最後のワークショップを終え、あっというまに2022年も残りわずかとなりました。
振り返ると、2022年は多くのプロジェクトが対面での実施に戻り、改めて「顔を合わせ、対話できることの喜び」を感じた1年となりました。
会津グローバル人材育成事業では、7月から8月にかけて高校生10名程度を対象に、4回のワークショップを対面で実施。3年ぶりに合宿形式に戻ったあいづ未来人財育成塾では、8月21~24日の4日間、中学生20名超を対象にグループワークの運営を行わせていただきました。
また、コロナ禍の真っ只中、2020年からはじまった大宮国際中等教育学校でのプロジェクトも初の全編対面実施に移行し、9~12月の4か月間、中学2・3年生15名程度を対象に、計5回のワークショップを実施しました。
それぞれ、参加してくれた中高生のみなさんからは「いろいろな人と話したり、意見を聞いたり、考えを共有したりすることができてよかった」「自分の人生の可能性の限界を決めつけないことの重要性を知った」などの嬉しい感想をいただき、また参加したUniculスタッフからも「念願の対面実施でとても嬉しかった」「より距離を縮められた」といったコメントがあり、非常に有難い限りです。
その傍ら、コロナ禍で培ってきたオンラインでのワークショップ提供も、引き続きわたしたちの活動範囲を広げる原動力になっています。
1月には、昨年の伊那谷みらいスクールに参加してくれた高校生の発案で、長野県伊那北高校にて「高校生版キャリアフェス」をオンラインで実施。2月には昨年の大宮国際中等教育学校でのワークショップに参加してくれた中学生のリクエストを受け、UniculOB・OGとのオンライン座談会も企画されました。
5~6月にかけては、金沢市立高岡中学校の中学2年生約200名を対象に、オンラインで計3種類のワークショップを提供させていただきました。
Unicul Laboratoryメンバー一同、上記のプロジェクトをはじめ、今年お世話になったたくさんの方々に感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
そしてUniculは来たる2023年に、Quequeプロジェクトの立ち上げから10年、法人化から5年を迎えることになります。
大きな節目の年に向けて団体内で様々な動きがありますが、一つここでご紹介するとすれば、大学生スタッフを中心とした、ワークショップの本格的なアップデートに向けた取り組みかと思います。
実は、上記でご紹介した各プロジェクトでは、定番の「人生路線図」や「無人島クエスト」に加え、強力な大学生スタッフたちのリードにより「キャリアタイムマシン」や「交換!マインドマップ」といった新たなラインナップが登場・定着しはじめています。
さらには、彼らが主体的に「ワークショップ探究部」といった活動を立ち上げ、多くのメンバーを巻き込みながら検討と実践を続けている様子は、今後のUniculの活動を大きく発展させていく予感がしています。
そのほかにも、4月の春採用ではまた多くの方に新たに加入していただきましたし、新しい実施先の開拓に向けた様々な取り組みも進んでおります。HPやSNSを活用した広報もますます充実させており、多くの方にUniculやスタッフの活動を知っていただき、とても嬉しく思っております。
2023年も、引き続き多くの中高生にワークショップを提供させていただく中で、「未来を描き、切り拓くチカラ」を身に着けるお手伝いをさせていただければ幸いです。
また、いつもボランティアとして活動してくれているスタッフにとって、Uniculが引き続きかけがえのないコミュニティであり続けられるよう、努力を続けてまいります。
改めまして、2022年はありがとうございました。
そして2023年のUnicul Laboratoryも、どうぞよろしくお願いいたします!