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【開催報告】金沢市立高岡中学校にて、「自分クッキング」「冒険の宇宙」をオンラインで開催しました

5月20日(金)・25(水)に金沢市立高岡中学校の中学2年生約200名を対象に、ワークショップ「自分クッキング」「冒険の宇宙」を実施しました。

クラスごとにzoomを繋いでオンラインで司会進行を行い、現場のファシリテーションは先生方にお任せをするという、今まであまり経験したことのない形式でワークを実施しました。

企画趣旨

高岡中学校の総合科目担当の先生より依頼を受けて、総合の時間にワークショップを実施させていただくこととなりました。「意思決定」のスキルをつけることを目標として、5月〜6月にかけて計6回のワークショップを実施。今回は、意思決定の際の土台となる「自己理解」をテーマにワークショップを実施しました。

目的

今回のワークショップの目的は、「自分ってどんな人間なんだろう」、「強みと弱みって何だろう」と考えることで自分について知るきっかけにするということでした。
早速、当日の内容についてお伝えしていきます。

当日の内容 ~「自分クッキング」(5月20日)~

はじめに、アイスブレイクとして「しりとり」を実施しました。クラスごとにしりとりをして、どれだけ速く一周できるか競いました。

場が温まったところで、本題である自分クッキングのワークショップに移りました。

まず、「自分の特徴・性格」「特に自分の強い特徴・こだわり」「自分に足りないこと・抜けているところ」について考え、ワークシートに記入しました。

次に、4人グループを作って共有し、自分からみた相手の特徴についても教え合うことで自己理解を深めました。

当日の内容 ~冒険の宇宙(5月25日)~

日をまたいで次は「冒険の宇宙」です。

まず、アイスブレイクとして、「Good and New」を行いました。最近の「楽しかったこと」または「新しく知ったこと・気づいたこと」を4人班でシェアしました。

場が温まったところで、本題である冒険の宇宙のワークショップに移りました。

まず、Jamboardを用いて、「これまでの人生で印象に残ったことを書き出す」、「それらの出来事を、起きた順番に左から並べる」「テンションの上がった出来事は上に、下がった出来事は下に移動させる」という段階を踏むことで自分のこれまでの人生におけるテンションの上がり下がりをグラフ形式で表現しました。

次に、4人グループで、自分たちの成果物を発表し、気になったこと・感想などを話し合いました。

生徒さんの感想

  • 自分の良いところ悪いところを考えるきっかけを作ってくださりありがとうございました!
  • 自分のことを知らなかったけど、班の人の意見を聞いて自分のことを少し知ることができた。
  • 自分のことを書くより、友達など人のを書くほうが書きやすいんじゃないかと思った。みんな謙そんしているだけで、良いところがいっぱいあるなと改めて思いました。
  • 今の自分を作っている過去の出来事を思い出すのは、すごく面白かったです。小さな出来事でこれからの人生が変わるのだということを感じました。

開催後記

自分について知ることは簡単なことのようで、きちんと知ろうとすれば難しいものだと思います。自分について考えることは一生続いていくことだと思うので、これからも今回みたいに楽しみながら取り組み続けてもらえたらいいなと思います。

(企画担当 野本隆大