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【開催報告】大宮国際中等教育学校にて、第4回ワークショップ「キャリアタイムマシン」を開催しました

2024年10月19日(土)に、さいたま市立大宮国際中等教育学校の1年生〜4年生15名を対象として、第4回ワークショップ「キャリアタイムマシン」を実施しました。

<参考>
本プログラムの企画趣旨についてはこちら(第1回開催報告)をご覧ください。

企画趣旨

今回は、

  • 価値観はあらゆる行動や選択に影響を与えるものであり、働く目的も価値観に強く影響される
  • キャリアを考える上では、価値観を知っておくことはとても重要
  • 過去の行動や選択、将来してみたい行動や選択から価値観はわかる(他者の視点も大切)

という3点を学ぶことを目標にワークショップ「キャリアタイムマシン」を実施しました。
早速、当日の内容について説明していきます。

当日の内容

アイスブレイク

まずはじめに、アイスブレイクとして「2050年の世界でのスマホ普及率は?」ということで、各チームごとに話し合ってもらいました。

多くのチームが「2023年は65%だから、このまま増えていくだろう」と予想しましたが、1チームだけ「スマホに替わるものが出てくるから、スマホ普及率は0%」と予想していて、今後の社会の変化を考えるきっかけとなりました。

キャリアタイムマシン〜過去から現在 社会はどう変化した?〜

ここからは、「時価総額ランキングの変化をもとに、社会のどのような変化によってランキングが変わったのかを考えてみよう!」というワークを行いました。1990年と2024年の時価総額ランキングを使って、どのような企業がどのような商品を扱い、どの国が上位に入っているのかを見比べ、社会がどのように変化してきたのかをチームで話し合いました。

1990年には通信や銀行系で日本企業がランクインしているけれども、2024年ではIT系やエネルギー、製薬系で海外の企業がランクインしているなど、社会変化によって伸びる事業分野やニーズも異なってくるということを考えるきっかけとなるワークとなりました。

開催後記

参加者の皆さんからは、「未来はある程度予測できる反面、予想外なことが起きることもあるのでそれぞれの時代のニーズを逐一考えてそれに合った仕事をすることが大事だとわかりました。」というコメントや、「今の世界の状況と自分のやりたいことをつなげるきっかけになった」というコメントもいただけました。

今回のワークを体験してもらったことで、キャリア選択と社会の変化が深く関係していることを感じてもらえたら嬉しいです。参加してくださった皆さん、サポートいただいた先生方、どうもありがとうございました。

(記:第4回グループファシリテーター 山口)