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【開催報告】大宮国際中等教育学校にて、第2回ワークショップ「夢のかけら①」を開催しました

2024年9月7日(土)に、さいたま市立大宮国際中等教育学校の1~4年生22名を対象として、
ワークショップ「夢のかけら①」を実施しました。

<参考>
前回の詳細についてはこちらをご覧ください。

今回のワークショップの目標

本ワークショップ全5回を通して「一生使える将来の描き方を学ぶ」という目標を掲げています。
この目標を達成するためには自己を分析することが必須であると考え、
今回と次回のワークショップで「夢のかけら」と題して自己分析のワークを実施します。

その中で今回は、
・短所から長所を発見する
・モヤモヤから関心事を発見する
という2点を目標としました。

アイスブレイク

はじめにアイスブレイクとして、感謝したい人やものについてグループで話し合いました。
これは、グループの緊張感をほぐすとともに、物事の良い側面に目を向けることで
後述のワーク「かけら① 強みを発見してみよう!」に繋げる狙いがありました。

かけら① 強みを発見してみよう!

まず、参加者は自分自身の短所についてワークシートに書き出しました。
その後、他人のワークシートを見て回り、「そんなあなただからこそ〇〇できる」ということを記入し合いました。

ワークシートのイメージ

かけら② 興味を発見してみよう!

まず、参加者は身の回りあるいは社会の中で最近起きた、怒りや違和感を感じたことについてワークシートに書き出しました。
次に、その出来事の中で特に違和感を覚える点について考えました。
その後、その「違和感を覚える点」を疑問や課題意識へと変換することを試みました。
最後に、その疑問・課題意識から自分の関心事を探りました。

開催後記

参加者からは、
・とても深く自分について考えることができました。
・自分の怒りのやり場に困ることが多々あったので自分の怒りで分析できることがあり嬉しかったです。
・怒りから関心に変えるのがすごく良い発想だと思いました。
などの感想をいただき、参加者が客観的に自分の強みや興味を見出す経験を通して、新たな発見をたくさんしてくれたことが伺えました。

これから様々な経験をしていく中で、参加者の皆さんが自分のできないことや苦手なことばかりに目が行ってしまうこともたくさんあると思います。
そうした状況を打開する有効な方法として、見方を変えてポジティブな表現にすることで自分の強みに変えていくことができます。
今回のワークショップを通して、参加者の皆さんが自らの興味を見出し、強みを生かして自分の人生を楽しんでいくことを願っております。

(記:第2回メインファシリテーター 野本隆大/グループファシリテーター 徳永優真)