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【開催報告】会津若松市グローバル人材育成事業の第1回ワークショップを開催しました

7月6日に、会津若松市が主催する「グローバル人材育成事業」の2025年度 第1回ワークショップを開催しました。

企画趣旨

グローバル人材育成事業とは、会津若松市が主催する会津地域の高校生を対象としたプログラムです。英語カフェへの参加やサマーキャンプを通して、国際社会・異文化に触れ、グローバルな視点を身につけることを目指しています。

私たちUnicul Laboratoryは、2017年度より本事業のプログラムのうち「グローバル人材としての自分」を考えるワークショップの企画・運営を担当しており、今年度は全4回のワークショップ及び成果報告会の企画運営を担当させていただきます。

※過年度のワークショップの様子は こちら

今年度のワークショップについて

今年度の「グローバル人材としての自分」を考えるワークショップでは、全4回のワークショップを通して、以下のような目標を設定しました。

これらの目標を達成するために、高校生のみなさんには、「自分新聞」→「価値観絵画」
→「グローバル人材を考える」→「1年後の私に会いに行くワークショップ」という順番で
ワークショップを体験していただきます。

今回は各回のワークショップの内容や順番を例年のものから大きく変え、段階的に自分を見つめ直す
仕組みとすることで、参加者が継続的に学びを深められるよう工夫しました。

今年度のグローバル人材育成事業には、6校から計17名の高校生のみなさんが集まりました。

<2025年度参加校>
・会津学鳳高等学校 10名
・葵高等学校 2名
・会津高等学校 2名
・若松商業高等学校 1名
・川口高等学校 1名
・東日本国際大学附属昌平高校 1名

プログラム参加前のアンケートでは、
・自分の目標を見つけたい
・不安に感じている進路について確実に納得したい
・他校の同年代の方たちと交流してみたい
など、さまざまな想いを持っていらっしゃることがうかがえました。

「自分新聞」ワークショップ

初回は、「自分新聞」というワークショップを行いました。

目標

自分新聞では、「過去の自分を振り返ることで今の自分の理解度を上げる」ことを目標にしました。
個人ワークとグループワークの両方に取り組むことで、自分自身を多角的に見つめ直し、
現在の自分についての理解をより一層深めるという内容です。

当日のワークショップの様子

自分新聞を作成をする前に、参加者は自分の過去について思い出すきっかけを作るために
マインドマップを書き出しました。そして、作成したマインドマップをペア同士で交換し合い、
お互いにインタビュー形式で質問をしました。
自分にはない視点を深めたり、相手の過去を知って視野を広げたりするきっかけとなり、
参加者は普段とは違う角度から自分の過去を振り返ることができました。
インタビューを通じて会話も弾み、会場はとても盛り上がった様子が見られました。

取材した内容をもとに、ペアの過去の出来事やエピソードを振り返り、そこから見えてくる
「ペアってどんな子?」を箇条書きにしてまとめました。

まとめた箇条書きをもとに、自分新聞に使えそうな部分を選んだり、
そこからさらに「今の自分」について考えを深めたりしました。
そこから、自分新聞を作成するにあたって、
①自分が大切にしていること、②好きなことや関心のあること、③自分の性格
の三項目に分け、それぞれにキャッチコピーとエピソードを記入しました。

最後に総括として、自分の過去を振り返りながら他者の視点も取り入れ、
現在の自分を象徴するキャッチコピーを見出しとして設定し自分新聞は完成です。
このプロセスを通じて、参加者は自分自身の理解をより一層深めることができました。

そして、作成した「自分新聞」をグループで発表しました。

参加者からは、「自分が思っていたことと違うように周りから見えていたことに気づくことができました。」という声や、「あまり自分を見直す機会がなかったので今回できて良かったです。」という声、
「進路選択に悩む中で自分のことを客観的に考えられる貴重な機会となりました。」という、
個人で自身を深めるワークやグループで対話したからこその声をいただきました。

開催後記

今回のワークショップでは、過去を振り返りながら「今の自分」について考える中で、
他者の視点も取り入れることを意識しました。自分では気づけなかった一面に出会うことで、
参加者は新たな自己理解を深めることができたようです。
最後に伝えたいこととしては、「現在の自分」は、過去の自分からはじまるということです。
今、自分が何者なのかまだはっきりしていなくても大丈夫です。
過去の自分を深く見つめ直すことで、本当の自分が少しずつ見えてきます。このワークが、
参加者のみなさんにとって「今の自分」をさらにはっきりさせるヒントになれば幸いです。

(第1回メインファシリテーター 丸山実莉)