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【開催報告】「伊那谷みらいスクール2021」第1回ワークショップを開催しました

2021年8月22日(日)に長野県箕輪町が主催する「伊那谷みらいスクール2021」の第1回ワークショップをオンラインで開催しました。

これまでの経緯

Unicul Laboratoryでは、2018年、2019年夏に、上伊那地域の高校生を対象に、箕輪町にて「伊那谷サマースクール in みのわ」を開催してきました。(開催報告はこちら:2018 / 2019
2020年は新型コロナウィルスの影響により企画開催が叶いませんでしたが、今年は箕輪町役場をはじめとする皆様のおかげで、2年越しに企画を開催できる運びとなりました!

今年の「伊那谷みらいスクール」の目標は「自己発見」「描く」「挑戦」。

今年のプログラムは、8月から11月の計4回のワークショップで構成されており、新型コロナウィルスの状況に応じてオンラインと対面形式を組み合わせて行います。第2回は10月10日(日)、第3回は10月31日(日)、第4回は11月14日(日)となります。
東京と長野在住の大学生・社会人でチームを組み、4月から毎週ミーティングを重ねて準備を行ってきました。
7月からは各高校にて告知を兼ねた事前セミナーを開催させていただき、計12名の伊那谷地域の高校生が応募してくれました。

当日の内容

待ちに待った第1回当日。あいにく全国に緊急事態宣言が発令されている中で、zoomを使用したオンラインでの開催となりましたが、高校生7名が参加してくれました。

当日は、「オープニング」「アイスブレイク」「人生路線図ワークショップ」を実施しました。

オープニングでは、伊那谷みらいスクールでの目標の確認と、それぞれの自己紹介を行いました。

アイスブレイクでは、ワークショップのための雰囲気作りと同時に、オンラインでのワークショップに必要となるアプリケーションの練習もしました。

行ったアイスブレイクは「共通点探し」と「絵しりとり」。特にmiroを使った絵しりとりは描くのが難しく、無事にしりとりが繋がったチームと途中で迷子になったチームで明暗が分かれつつも、とても盛り上がりました!

アイスブレイクの「共通点探し」

「人生路線図ワークショップ」では、大学生メンバーと社会人メンバー1名ずつから、これまでの進路選択の経験談を聞き、「自分だったら進路選択をして行くか」「どうやって自分のお手本となる人を見つけるか」を学びました。

慣れないデジタル機器を使ったり、また実際に会ったことのない大学生や社会人と話したりすることは今までにない経験だったと思いますが、高校生の皆さんが積極的にスピーカーに質問したり、自分だったらどうするかを考えることができました。

進路を全て自分で決めることはとても難しいことですが、身近な大人を参考にしたり、相談したりすることで、自分だけの人生路線図を創っていって欲しいと思います。

人生路線図ワークショップの1コマ

開催後記

初回を無事に終えて、参加者の皆さんからは、以下のような素敵な感想をいただきました!

  • 自分より先に色々な決断をしている人の話が聞けて面白かった。人の人生を聞く機会はほとんどないから深掘りするのが楽しかったです。
  • 現在の職業、所属というカテゴリーを知るだけでは全くわからないその人がそれまでに歩んだ道について、深く学ぶことができた。学校ではなかなかできない経験だと思う。
  • 人生路線図ワークショップでは、自分のこれからの展望が開けた気がする。二人とも、違う進路をたどっており、片や社会人、片や大学生と、全く違う二人の進路を聞ける貴重な機会となった。
  • とにかく、全体を通して楽しめた!一人ひとり、みんな考えたことを述べられる、そしてそれをみんなで聴く。楽しかったです。

初回がオンライン実施となり、運営側の私たちも開始前は不安がありましたが、高校生の皆さんが積極的に参加してくれたおかげで、とても充実した時間になりました。

最後になりましたが、今年度の伊那谷みらいスクール開催にあたり多大なご協力をいただいております箕輪町役場の担当者の皆様と、参加してくださった高校生の皆さんに心より御礼申し上げます。

残り3回のワークショップも、高校生の皆さんが楽しみながら進路を描く方法を身につけられるよう、スタッフ一同取り組んで参ります。
どうもありがとうございました。

集合写真!

(第1回メインファシリテーター 上山航矢)