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【開催報告】大宮国際中等教育学校にて、第2回ワークショップ「キャリアタイムマシン」を開催しました

10月22日に、さいたま市立大宮国際中等教育学校の中学2年生・3年生12名を対象として、「キャリアタイムマシンワークショップ」を実施しました。

<参考>
前回の詳細についてはこちら(第1回開催報告)をご覧ください。

目標

今回は、

  • 未来に向けた社会に変化を知る
  • 社会の変化が進路選択やキャリア形成にどのような影響を及ぼすか考える
  • ぶれない「自分の軸」や「ビジョン」を持つこと、そして社会や自身の変化に伴ってそれらをアップデートし、予想外の出来事にも柔軟に対応していくことの重要性を学ぶ

という3点を目標に「キャリアタイムマシンワークショップ」を実施しました。早速、当日の内容について説明していきます。

なお、コロナ感染症対策のため換気を十分に行い、消毒の徹底及びマスク着用のうえ実施しております。

当日の内容

アイスブレイク

まずはじめに、アイスブレイクとして「ブレストゲーム」を行いました。

グループで「ジャイアンの特徴」について話し合い、1分以内でできるだけ多くの特徴を挙げてもらいました。「ジャイアン」という1人のキャラクターをとっても、良い面と悪い面の両方が挙げられ、短い時間でたくさんの意見がでました。何かについて考えるとき、1つの側面だけを見て決めつけるのではなく、思い込みや偏見をなくして物事をみることの大切さを感じてもらえたかと思います。

タイムマシンに乗る前に  〜社会の変化を知ろう〜

場が温まったところで、これまでの社会の変化、人口や気候、働き方の変化についてスタッフが説明しました。そして、そういった変化は仕事やキャリアにも影響を与えていることを参加者のみなさんに学んでもらいました。

キャリアタイムマシン

次に、これまでの社会の変化を踏まえて、10年後の世の中はどのように変化しているか、10年後の世の中にはどのようなニーズが存在するかを考えました。10年後の世の中を想像してもらい、変化する仕事はなんだろうか、グループで意見を出し合いました。

そして、将来起こりえる社会の変化と、自分のなりたい職業をかけ合わせ、自分のなりたい職業の10年後の姿や、新しい仕事について考えました。例えば、将来ロボットが美容室で導入されたら、美容師の仕事はどのように変化するのか、お客さんが喜ぶような新しいサービスを生み出せないだろうか、と考えました。将来起こりえる社会の変化によって、今存在する職業はどのように変化し、どのような新しいことを生み出せるか、様々な意見が飛び交いました。

最後に、グループで出た案を全体に発表してもらいました。

終わりに

今後、社会の変化とともに、新しい仕事は増えていくことが予想されます。一方で、自分の軸は変えずにやりたいことを探していく力を養うことも大切であると伝えました。仕事も社会のニーズに沿ったアップデートが必要で、社会の変化を予測し、自分自身で変化を受け入れ、キャリアを考えていくことの重要性を感じてもらえたかと思います。

開催後記

参加者からは、

  • 数十年の中で社会のあり方そのものや仕事、働き方が変わっていたことに興味を持つことができた
  • 様々な視点から未来を予測することができた
  • 変化していく世の中について知ることができ、何よりも楽しんで活動できた
  • 大学生や社会人のスタッフと、それぞれの価値観を交えて交流できた

など、嬉しい感想をいただきました。世の中の変化について、楽しみながら考えを深めてくれたようです。

他の参加者やスタッフと交流することで、自分では気づかなかった切り口から、社会や仕事の変化について考えることができ、私自身もとても勉強になりました。今回のワークショップを通して、キャリア選択と社会の変化が深く関係していることを感じてもらえたら嬉しいです。

集合写真(ワーク中はスタッフ・参加者ともにマスクをして万全の感染対策をいたしました。集合写真撮影時だけ一時的にマスクを外しております。)

(第2回グループファシリテーター 渡辺真妃)