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【開催報告】大宮国際中等教育学校にて、第3回ワークショップ「冒険の宇宙ワークショップ」を開催しました

11月5日に、さいたま市立大宮国際中等教育学校の中学2年生・3年生16名を対象として、「冒険の宇宙ワークショップ」を実施しました。

<参考>
前回の詳細についてはこちら(第2回開催報告)をご覧ください。

h2 目標

今回は、

  • 自分の軸(何かを決めるときに大切にしたいことは何か?)を探ろう
  • 「過去の経験が未来につながっていく」ことを実感してみよう
  • うまくいかなかった時にどのように乗り越えてきたか、を振り返ってみよう

という3点を目標に「冒険の宇宙ワークショップ」を実施しました。早速、当日の内容について説明していきます。

なお、コロナ感染症対策のため換気を十分に行い、消毒の徹底及びマスク着用のうえ実施しております。

当日の内容

アイスブレイク

まずはじめに、アイスブレイクとして、「共通点探し」を行いました。同じグループの人と話しながら共通点を探していき、見つかった共通点の数をグループで競いました。

冒険の宇宙へ!

場が温まったところで、本題である「宇宙の旅」の地図の作成にとりかかりました。今回は「冒険の宇宙へ!」を3つのパートに分けて行いました。

2022年、宇宙の旅

まず、「2022年、宇宙の旅」のパートでは、これまでの人生のテンションの上がり・下がりをグラフにしました。そして、上がり・下がりのきっかけとなったできごとが、どんな内容だったかを簡単に書きだして、同じグループの人と共有しました。

一番光っていた星は?

次に、先ほど書き出した出来事の中から、とくに印象に残っている出来事を3つ選びました。この時、プラスの出来事だけではなく、1つはマイナスの出来事を選ぶようにしました。そして、選んだ3つの出来事について、以下の事を考えてグラフに記入し、グループで共有しました。

  • どんなところが印象に残っているのか
  • わくわくしたこと、学んだこと、うまくいったこと、うまくいかなかったこと
  • いまの自分に影響を与えていること

さらに、「一番光っていた星は?〜深堀りしてみよう〜」と題して、「レジリエンス力」について説明を受けた後、過去にテンションが大きく下がった出来事について、なぜ回復していったのか、どうやって回復していったのか、を振り返りました。また、印象に残っている出来事を「なぜやってみようと思ったのか?」振り返り、そこにある価値観を深堀りしていきました。

次の星を目指せ!

最後に、これまで振り返った過去の出来事や、そこから見えてきた自分の価値観を出発点に、今後やってみたいことについて考えました。まだやりたいことが決まっていなかった参加者も、今回のワークを通して少しずつ自分のことを知っていき、大学生や社会人スタッフと相談しながら、将来について考えようとしていた姿が印象的でした。

開催後記

参加者からは、

  • 自分の価値観を知ることは理想の自分を実現する職業選択に繋がると思った
  • 過去の失敗がのちの成功に繋がっていることが可視化されて分かっておもしろいと感じた
  • 自分の人生が意外にシンプルでなかったことに気づいた
  • 他の人と体験を共有できておもしろかった

など、嬉しい感想をいただきました。

生き方には、1つの正解があるわけではなく、多くの選択肢があるからこそ、自分の価値観を探り、軸をしっかり持つことが大切だと思います。今後「自分は何がしたいのか」「どうするべきなのか」と悩むことがあるかもしれません。そんな時に、今回のワークショップの内容が少しでも参加してくれた皆さんの役に立てば嬉しいです。

集合写真(ワーク中はスタッフ・参加者ともにマスクをして万全の感染対策をいたしました。集合写真撮影時だけ一時的にマスクを外しております。)

(第3回メインファシリテーター 渡辺真妃)