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【開催報告】大宮国際中等教育学校にて、第4回ワークショップ「ピクトグラムワークショップ」を実施しました

11月19日に、さいたま市立大宮国際中等教育学校の中学2年生・3年生10名を対象として、「ピクトグラムワークショップ」を実施しました。

<参考>
前回の詳細についてはこちら(第3回開催報告)をご覧ください。

目標

今回は、

  • 他者を通じて自身の過去について振り返り、何を大事にする、どんな価値観の人間なのかを掴む
  • 浮かび上がった自分の価値観を基に、自分をピクトグラムで表現し理解を深める
  • 将来のなりたいもの、やりたいことを考えてみる

の3点を目標に「ピクトグラムワークショップ」を実施しました。早速当日の内容をお伝えしていきます。

なお、コロナ感染症対策のため換気を十分に行い、消毒の徹底及びマスク着用のうえ実施しております。

当日の内容

アイスブレイク

まず最初に、アイスブレイクとして「自分クッキング」を行いました。前半は、「自分の特徴・性格」「特に自分の強い特徴・こだわり」「自分に足りないこと・抜けているところ」について考え、ワークシートに記入しました。後半は、4グループに分かれて記入内容を共有しました。

ピクトグラム

続いて本題です。今回は「エピソードまとめ」、「エピソードインタビュー」、「自分ハッシュタグ」、「ピクトグラムで表現する」の4つのステップでワークを進め、最後に「未来のdoとbeを描こう」というワークショップを行いました。

エピソードまとめ

ここでは、過去の印象的な出来事を3つ考え、その出来事について「どんなイベントで」、「その時に自分はどう思ったか」、「なぜそのように考えたか」を簡潔にまとめました。

エピソードインタビュー

次に、その出来事について、班でインタビューをしながら、参加者それぞれがどういう特徴をもった人物なのかを班全体で考えました。

自分ハッシュタグ

エピソードインタビューを踏まえ、浮かび上がってきた現在の自分の特徴をハッシュタグ形式でまとめました。

ピクトグラムで表現する

続いて、自分ハッシュタグから「現在の自分」を表すピクトグラムを描きました。1色のみを使い、顔・表情や文字を使わずに表現しました。

未来のdoとbeを描こう

ピクトグラムワークショップとしては前のステップで完結していますが、次回のワークショップに繋げるため、「未来のdoとbeを描こう」というワークショップを行いました。ここでは、なりたい職業(I want to be …)と、その職業に就いてやりたいこと(I want to do …)を、これまでのワークショップを振り返ったり職業を調べたりしながら考えました。

開催後記

今回のワークショップでは、他者を通じた自己理解と、今後のビジョンを考えることを学んでもらいました。

参加者からは

  • 「自分自身の新たな一面を知ることができた」
  • 「自分の特徴から将来を考える点が学びになった」

などの感想をいただき、新たな気付きや学びを提供できたと実感しております。

参加者の皆さんには今後、今回のワークショップを通じて理解した自分を肯定し、自分らしい人生を歩んでいってもらえたら嬉しいです。また自己理解を深めたくなった際には、今回のワークショップを思い出し、自身と他者両方の側面から自分の軸を探っていってほしいと思います。

残り1回となりましたが、参加者の皆さんが将来、より納得感ある人生を送る手助けになるワークショップを引き続きお届けできればと思います。今回はありがとうございました。

集合写真(ワーク中はスタッフ・参加者ともにマスクをして万全の感染対策をいたしました。集合写真撮影時だけ一時的にマスクを外しております。)

(第4回メインファシリテーター 井出舞凜)