7月9日に、会津若松市が主催する「グローバル人材育成事業」の第2回ワークショップを開催しました。
※事業全体の概要や、前回の詳細についてはこちらをご覧ください。
なお、コロナ感染症対策のため換気を十分に行い、消毒の徹底及びマスク着用のうえ実施しております。
目標
今回の目標は、自分とは異なる立場の人を尊重し、理解できるようになるということでした。
早速、当日の内容について説明していきます。
当日の内容
アイスブレイク
まずはじめに、アイスブレイクとして「絵しりとり」を行いました。10分間で班ごとに言葉を使わずに絵だけでしりとりをして、正しく繋がった数を班ごとに競いました。
人生路線図ワークショップ
社会人スタッフがスピーカーとなって自分のこれまでの経歴について話し、参加者がスピーカーへの質問を通してスピーカーの人物像を考えるというワークでした。以下、具体的な進め方を紹介します。なお、当日はこの内容を、スピーカーを入れ替えて2回実施しました。
ファーストインプレッション
まずはじめにスピーカーが、自分の所属・肩書きを一言で紹介して、生徒さんはそれを聞いてスピーカーについて率直に抱いた印象を付箋にメモしました。
このひと、どんなひと?
次に、スタッフがこれまでの人生の歩みを「出来事」にしぼって話しました。参加者の手元には、「人生路線図」とよばれる、スピーカーの人生の歩みを路線図のように表現した図が載ったワークシートが配られており、参加者はそのワークシートを見ながらスピーカーの話を聞きました。
じぶんだったら?
次に、参加者はスピーカーの人生路線図をもとに「自分だったら、こんな駅や線路もあり!」という観点で、スピーカーの経歴に関する質問を考えました。
線路は続くよどこまでも
次に、参加者は、考えた質問を実際にスピーカーに投げかけました。参加者は、スピーカーの回答を聞きながら、スピーカーが何を大切にしている人なのか考えました。
路線図にキャッチコピーをつけよう
最後に、参加者はスピーカーが「どんな人なのか」「どんなことを大切にしているのか」を考えて、キャッチフレーズ形式で簡潔にまとめました。
以上の人生路線図ワークショップを、スピーカーをシャッフルして2周実施しました。
開催後記
参加者からは
- いろんな人の話を聞けて楽しかった
- 自分の視野が広がった
- 一人ひとりに異なる考え方があって、質問して話し合うことで、その考えを知れたことが良かった
などの感想が寄せられ、他人を理解することに楽しみながら取り組んでもらえたことが伺えました。
グローバルな世界で生きていくにあたって、自分とは異質な人とは必ず出会うと思います。そのときに、その人を排除するのではなく、このワークショップでやったように、質問を投げかけたりして話し合うことで理解し合うことが重要だと思います。今回の経験をぜひ、今後も役立ててほしいと思います。
英語カフェ、サマーキャンプを挟んで次回ワークショップは8月中旬です。英語カフェとサマーキャンプには私たちUniculのメンバーは参加しませんが、どんな学びを得て次回のワークショップに臨んでくれるのかとても楽しみです。
集合写真
(ワーク中はスタッフ・参加者ともにマスクをして万全の感染対策をいたしました。集合写真撮影時だけ一時的にマスクを外しております。)
(第2回メインファシリテーター 野本隆大)