8月3日に、会津若松市が主催する「グローバル人材育成事業」の2023年度 第3回ワークショップを開催しました。第3回のテーマは「世界に向けて紹介したい『会津』を考えよう」です。
前回までの詳細については以下をご覧ください。
・第1回開催報告
・第2回開催報告
目標
今回のワークショップでは、
- 「グローバルは身近なもの」だと気づこう
- 今自分が考えている「グローバル人材」を言葉にしよう
- まちあるきを通して視野を広げよう
の3つを目標にして個人ワークとグループワークに取り組みました。
当日の内容
まずはみんなで、「会津といえば」で思い浮かぶこと、「グローバルといえば」で思い浮かぶことを書き出し、シェアしました。さらに考えを深めて、「会津×グローバル」で何が思いつくかみんなで話し合いました。「赤べこ」「会津まつり」「東山温泉」「只見線」など、個性の出るシェアになりました。
次に、Googleマップを利用したまちあるきを行いました。参加者のみなさんに“リポーター”になってもらい、海外の人に向けて会津の魅力を紹介するワークをしてもらいました。テーマは「これぞ世界の会津」。
紹介したいものをGoogleマップから探してスライドなどにしてまとめ、リポートの様子を撮影。撮った動画を編集し、発表してもらいました。
動画作成・編集はほとんどの人が初めてでしたが、「会津らしさを感じてもらえる場所がいいよね!」「会津をまるごと楽しめるように一泊二日のツアー形式にしよう!」など、工夫して取り組む姿が見られました。
最後に今日1日の振り返りをしました。
参加者からは「暮らしているのに知らない場所もあったので、もっと会津について知って世界に発信したいと思いました」という声や、「観光客向けのツアーやオススメを考えてみて、外国人観光客のことや会津の文化などを改めて考えることができて良かったです」という声、「英語が話せることや海外で働いてることだけがグローバルというのではなく、地元を見つめてグローバルを考えることもできると分かりました」などの感想をいただきました。
開催後記
第3回ワークショップ企画担当の横田です。本番当日には参加することができず、参加者の様子を肌で感じることはできませんでしたが、アンケートの結果を見て、とても手応えを感じました。ワークショップを作る際に、会津で生活している参加者の皆さんが「会津とグローバルのつながりを感じて、自分の言葉で会津を外部に発信する過程でより深く会津について知るきっかけになって欲しい」という想いがありました。実際にアンケートの結果には「新しい視点で地元会津について知ることができた」や、「会津の良さをアウトプットするいい機会になった」などの意見があり、参加者の皆さんに伝えたかった本質が伝わったと思います。参加者の皆さんには地元と自分の将来のあるべき姿を重ねて進路選択や考えをこれから深めていくことを願っています。
(第3回企画担当 横田大河)