8月17日、会津若松市が主催する「グローバル人材育成事業」の第3回ワークショップを開催しました。
<参考>
前回までの詳細については以下をご覧ください。
・第1回開催報告
・第2回開催報告
なお、コロナ感染症対策のため換気を十分に行い、消毒の徹底及びマスク着用のうえ実施しております。
目標
今回の目標は以下の2つでした。
・自分の将来について具体的に考える。
・考えた将来について、明日からできるネクストアクションまで落とし込む。
(実際に一歩踏み出す)
当日の内容
サマーキャンプ振り返りin会津
高校生の皆さんは、前回と今回のワークショップの間にサマーキャンプに参加し、JICAへの訪問やSDGsの理解を深めるワークショップを体験してきました。今回のワークショップでは、はじめにサマーキャンプを通して学んだことや感じたことを班ごとに全体に発表しました。
班ごとに学んだことがさまざまで他の班の様子を知ることでいい刺激になり、振り返ってアウトプットすることでより深く考えることができたと思います。
DoとBe
はじめに、「DoとBe」について考えるワークをしました。Doとは“やりたいこと”で、Beとは“なりたいもの”として将来の自分と照らし合わせて考えました。まだ夢が決まっていない参加者もDoから考えることで得られるものがありました。
無人島クエスト
次に、「DoとBe」で考えたやりたいこととなりたいものをゴールとしそこに辿り着くためには何が必要なのかを考える「無人島クエスト」というワークをしました。このワークでは、技術・行動・精神の3項目に分けてゴールにたどり着くために必要な要素を考えました。夢を実現させるためにはどのような道を進む必要があるのか参加者のみなさんは真剣に向き合っていました。
嵐がやってきた
次に「嵐がやってきた」というワークをしました。このワークは「無人島クエスト」で考えたゴールにたどり着くための大事な要素を一つ取り除き、迂回経路はあるのか?本当に自分の中で譲れないものはあるのか?を考えるワークです。1人ひとりが本当に将来やりたいことについて見つめ合ういい機会になりました。
夢のかけらを探しに行こう
最後に「夢のかけらを探しに行こう」というワークをしました。ワークシートを用いて今回学んだことや、明日から将来のために実践できることは何かを考えました。
開催後記
私は、2年連続で無人島クエストのワークショップを担当したのですが、そこには強い思い入れがあります。私が高校生の時に参加者としてこのワークショップを経験し、今の進路に大きく影響を与えてくれたという点で今でも印象に残ってるからです。その経験があるからこそ、このワークに真剣に取り組んでいる参加者を見て成長を感じました。
参加者の皆さんのワークを終えての感想には、
・自分の視野を広げることができた
・漠然とした将来に不安があったが明確な筋道ができた
・自分の夢を実現させるために明日からできることを行動に移していきたい
といった前向きな言葉が多くありました。
参加者の皆さんがこのワークでの学びをこれからの人生に活かしてくれることを願っています。
集合写真
(ワーク中はスタッフ・参加者ともにマスクをして万全の感染対策をいたしました。集合写真撮影時だけ一時的にマスクを外しております。)
(第3回メインファシリテーター 横田大河)